安部真弘『侵略！ イカ娘』2巻

侵略!イカ娘 2 (少年チャンピオン・コミックス)

　地上侵略にやってきたはずなのに、海の家で働き続けるイカ娘。世間知らず――というか人間界知らずの純粋さとアホの子っぷりが相変わらず愉快だったり可愛らしかったり。
　夏の海の家で働き続けるイカ娘は侵略のことも忘れがちですっかり地上に順応中。触手も地上で然るべく使いこなしております。
　2巻では話の舞台が夏の海の家以外に相沢家に行ってみたり、学校に行ってみたりとちょっと拡大。イカ娘を宇宙人認定するエキセントリックな新キャラが出てきたりと、物語は微妙に拡大中。触手プレイも出てきちゃいましたよ！

　イカでありながら女の子という妙な存在を疑問に思いつつも何となく受け入れている周囲の人たち、そちらの順応力もたくましいものがありますが、そんな人たちに愛されて夏の日は愉快に過ぎていくのでありました。

　にしてもミニイカ娘は家に一匹欲しい愛らしさですわね。