無望菜志『テンタクル・ラバーズ』
テンタクル・ラバーズ (メガストアコミックスシリーズ No. 158)
- 作者: 無望菜志
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: コミック
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人間界に留学している魔法の国のお姫さま・ファルニバールの魔法失敗によって淫獣になってしまった主人王。責任を感じた姫様は彼をもとの体に戻す事を約束し、一緒に生活することになりますが、淫獣の生命維持には女性との交わりが必須で――
そんな高貴なお姫さまと触手淫獣が繰り広げるハートフルラブストーリー。
ラブストーリー? そう、「ラブストーリー」なのです。触手と言えば陵辱、という常識を覆すラブラブなエッチが繰り広げられております。
姫様は主人公を淫獣にしてしまった事に責任を感じ彼に尽くし、自分を気にかけてくれる姫様を主人公は愛おしく思って彼女のために体を張り、姫様はそんな主人公を愛おしく思い……というラブ循環。しかも触手の人間離れしたテクニックに姫様はメロメロという。
主人公は淫獣なのでその本能が意志を超えて暴れてしまうこともありますが、その超絶テクニックと愛があるので大丈夫。姫様以外の女の子達もすっかり触手テクの虜に。
無数の触手にまとわりつかれて、その責めに蕩かされながら、愛と快感によって更に求めてしまう姫様が大変にエロエロで、そして可愛らしいのです。
ぬるぬると多数の触手でねちっこく責める描写を中心に、教室で多人数プレイ、スクール水着プレイ、メイドとバトル&おしおきHなどシチュエーション的にも豊富。それら全ての基本はラブなので後味も大変によろしいのがポイント。
ストーリー的にも障害を乗り越えて成就するというお約束且つストロングスタイルのラブストーリーが展開し、姫様の健気さと、主人公の男らしさがステキです。
触手のねちっこいのは好きだけど、陵辱はちょっと……という人にはまさにオススメ。触手のエロスと甘いラブが同居する触手純愛モノがここに誕生であります。可愛らしい絵柄も相俟って個人的には相当にツボです。素晴らしい素晴らしい。