浜田よしかづ『つぐもも』1巻

　主人公・加賀見一也のピンチを救った美少女・桐葉の正体は、母の形見である帯の付喪神。主従逆転、桐葉の下僕となった一也のうれしはずかし且つ受難の日々が始まるのでありました。

　桐葉様は幼い見た目の割に「〜じゃ」と老練で権高な口調の所謂「ロリババァ」キャラ。見下し気味の涼やかな眼差しとつるぺたボディのアンバランスさ、羞恥心の無さと甘いものに目の無い子供っぽさはまさにパーフェクト。しかも人外ということで特殊効果持ち。

　もう一人のヒロイン・千里はメガネでおさげで太眉なおさななじみな委員長、とこちらも数え役満のステキヒロイン。

　そんなすてきヒロインズに囲まれバトルあり、ドタバタありの展開を見せる物語。桐葉の存在や一也が何かの鍵を握っている風な謎を提示しつつも、今のところはバトルを交えつつドタバタな学園生活、といった感じであります。

　なぜかブルマ姿だったり、一緒にお風呂に入ってち○ち○の皮をむいてもらったり、同衾したりとサービス過剰な桐葉様。色々とグッと来ること請け合い。ともかくも、ロリババァにいいように翻弄されたい！　という方にはお勧めであります。