「Flexcomixブラッド」080204

 感想書き忘れていたので、新刊の買い物が少ない今のうちに。

TOBI「眼鏡なカノジョ」第八話:曇りぬくもり

 最終回のヒロインは、眼鏡でツリ目で黒髪ロングで、という最高の組み合わせ。レンズ越しの鋭い視線がたまりません。いやまあ、そんな私の嗜好はどうでも良くて。
 赤面症だった女の子は高校に入ってすっかり変わってしまって、仲の良かった男子のことを避ける様になって疎遠に。男子の方は意を決して話かけると――
 こそばゆさとちょっぴりの切なさと。二人の間柄を「眼鏡の曇り」を効果的に表現。巧いなあ、と。
 甘酸っぱさや、こそばゆさ、切なさ等々、色々な恋愛の要素を眼鏡という道具を効果的に、そしてフェチっこく使って描いてきた本作もこれで最終回。いやあ、眼鏡って本当に素晴らしいものですね。
 3月に出る単行本がまた楽しみです。
 →作品ページ

山崎毅宜白球少女」7発目:ラフター イン ザ レイン 1/2

 ただ者ではない雰囲気を漂わせる親父さんと円の迫力のバトル。飛び交う白球! 唸るモップ! 拳と拳のぶつかり合い! そしてそんな円の猛攻を軽くいなす親父。一体この親父さんは何者なのか。そしてバトルの中で円の家庭環境が少し明らかになったり。
 野球をうっちゃってどんどん目茶苦茶(褒め言葉)になっていくこの作品。この疾走感とバカっぽさとアクションの気持ちよさはただごとではありません。素晴らしい! いいなあ、楽しいなあ、最高だなあ!
 →作品ページ