久正人『ジャバウォッキー』7巻

ジャバウォッキー(7) <完> (マガジンZKC)

ジャバウォッキー(7) <完> (マガジンZKC)

 恐竜人間達が人間に対して仕掛けた罠と、その罠の鍵となる「永遠の火種」とは一体何か!?

 ああ、最終巻! これで終わりだなんて!
 エジソンが裏の仕事を任せる特殊部隊の名前が「99」(努力とひらめきのアレ)という素晴らしいセンス。
 刀で車をぶった切りまくるフォード社長。
 恐竜人間達が演じ、人間が熱狂した茶番劇。
 そしてサバタとリリーの間にさえあった人間と恐竜の決定的な違い。
 やー、アクションの冴えは勿論のこと、セリフ回しから演出から、とにかく最後までシビれる展開満載でありました。

 人間と恐竜人間達、この物語を盛り上げた数々の役者達に惜しみない拍手を!
 そして願わくは再び恐竜人間と人間達のドラマが始まらんことを!